Fラン母さんが長女有名大、次女医学部に押し込むまで~6~

気にないではいられない幼稚園選び

きっとどこに住んでいても

子供がある年齢がくると

気にしないと思っては気にしてしまうのが、はじめての学校、そう幼稚園です。

幼稚園に入る年になると、

周りのママさんたちも

どの幼稚園に入れるかで話は尽きません。

まっどこでも変わらないんですけどね。結局、なんてことはない!

いち子の周りでもそんな話で一杯になりました。

私のその頃の内心は

「いち子がいないあいだに昼寝ができる!」

ひたすらそのことで一杯でした。

3才違いで生まれたに子はおとなしい。

加えてよく寝る子。

なので自分が体を休める時間ができる!

それだけで頭の中はルンルンになった。

 

でもとある議員さんが「保育園落ちた」のフレーズで

大騒ぎだったように、

まだまだいち子の時代には

くじ引きなどで入れる人が制限されるという

待機児童問題もささやかれていた頃でしたから、

私はなんとしてもこのチャンスを

獲得したいそれだけでした。

 

結果として仲間のママ4人でガラガラをしに行き

2人が受かりその中に私も入ることができたのです。

ですがなんだか友達が落ちてしまうと

満ち溢れていた楽しみが半分となり、

果たしていち子は幼稚園でうまくやっていかれるのか?

という問題が頭からはなれない不安材料でもありました。

 

ですがもうそのころには自分にとって

「休むこと」しか頭になく、

さっそく採寸に向かい制服を作りあとは幼稚園バックなど手作りのもののみ。

ただ、いち子は何か自分に不安なことが起こるのではと察したかのように、

私の気配を気にすることが多くなってもいました。

なんせ幼稚園と子供の相性もかなりありますので、、、。

私自身もなんとなく不安もないわけではないので。

幼稚園のあれこれ

幼稚園と一言で言ってもそこには、

いろいろな問題があるんです。

だって初めての社会活動ですもん。

親も子も。

そして幼稚園が求める子供かどうかもすごく関係してきます。

 

私が考える幼稚園とは、ですが、

基本的には親御さんが何をしてほしいか?

ということを念頭に決めていくように思います。

まず例えば

・お行儀のいい礼儀正しい子にしたい

・お勉強を早くから習って小学校で困らないようにしたい

・みんなとの協調性のある子どもにしたい

と親が子供に求めることは様々です。

そしてこの中そのことに力をいれてくれている幼稚園に入園するといった感じです。

 

まずいち子が通った幼稚園は「お寺」。

なので礼儀作法や

書道。読み書きを重視します。

そして最終的にはそれに順応し、

しっかりとした子供となって卒園します。

結局、第二子となるに子が生まれ引っ越しをすることで、

この理想的な成長を見ることはなく

小学生へとあがっていきました。

 

ただ、私のように悩んでいるママもいる、かもしれませんが、

いち子は生まれが遅い。

なのでみんなと同じことができない。

みんなの行動を見て後からついていく、

完全に先生の言うことは理解していませんでした。

 

そんなで、授業参観というものがあった時、

「水飲みに行ってください」「はーい」

「手を洗ってきておべんとうだしてください」「はーい」

「かたづけしてください」「はーい」

全てにまったくついていかれない、、、、、、。

そんないち子をみてかなりショックを受けたものでした。

 

ただ気にしないといってもそこは気にするもの。

だいたい小学生の低学年くらいまでは、この現象があり、

特に体育に関してはこの傾向は残る場合があるようです。

 

でもいち子は性格的にのんびりさんなのかもしれません。

いち子は引っ越しが跨ったので、年少、年中、年長と3つの

幼稚園を体験しましたが、どこまでもそんな感じでした。

それから私は大阪府から

兵庫県西宮市へと引っ越しをしていました。

なんせ荷物の多さで

もう天井までのスペースがなくなっていたからです。

次に入園するのはに子。

その前に園長先生の入園における説明会があったんです。

その時の先生の話では

「うちの幼稚園では読み書きをしません」

という勉強系のことをしないことを納得した上で入ってきてね。

という誓わせるものでした。

これまでと全く違う幼稚園。

それでついていかれるのだろうか。

に子の幼稚園では

に子の幼稚園は、

ひたすら泥団子を作る子。

遊戯で遊ぶ子。

ボールを投げる子。

それぞれ自由です。

そして園長先生と一緒にお遊戯をして

一日が終わっていきます。

近くにちょっとした森があったので、

そこでどんぐりや葉っぱを拾って

好きに絵を作ることもありました。

とにかくお遊戯とお歌。

そして遊ぶそれだけです。

 

私は少し安心していました。

というのもに子は話さない。

言葉がでない子だったからです。

今となってはそんなだったなあと思えますが、

当時はババに「病院に行ったら」といわれるほど

何も言わない子供でした。

 

そして家に帰ると時間がある間

ハリーポッターとチャーリーズエンジェルという

映画をずっと見ているそんな子供だったのです。

私もセリフも覚えこまされました。

 

 

 

 




 

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